持ってきて正解!! 使い回したモノ
貫いてよかった
海外旅行の荷造りは、お土産のことを考えて
なるべく最低限の荷物に抑えておく。
誰もが考える旅行の鉄則。
しかし、2010年11月に訪れたニューヨークでは、
スーツケースの中にわざわざブーツを詰め込んだ。
なぜなら、当時私の中で流行していた、
オレンジのスカートと合わせ街を闊歩したかった。
そして、ニューヨークで果たす目標の一つに、
世界的彫刻家 イサムノグチの「Red Cube」と供に
写真を撮ることがあった。
グランドゼロ跡地見学の限られた自由行動の隙間を狙って、
携帯のマップを頼りに、彫刻を探して見つけた時の感動はしびれるほど。
何度も雑誌や本で見続けていた大きな作品に言葉を失った。
お気に入りの服を着て撮った写真がコレ
茶色のブーツに黒のコートを合わせるセンスのなさをお許しください。
このブラウンのブーツ。
Pittiというブランドの私の足に馴染む超がつくほどお気に入り。
しかし、最終的に同行していた友人には…
「なんでブーツなんか持ってきたのよ!
だから足が痛くなるよって言ったじゃん!」
はい。スニーカーのフラットには敵いません。
しかし、ヒールのエレガントさには敵わないラインがある。
傷みと戦いながらも目的を果たし大満足!
もし、スニーカーの写真だったらこんなに喜べていただろうか。
私は友人の気遣いよりも自分の描いた目標を貫いた少し薄情な女。
今となっては友人も笑ってくれるし、何より人生の素晴らしい1ページを刻めた。
見せたい自分はどれ
さて、話はイタリア生活に移して…。
語学留学の際に、インターンシップをするプランも申し込んでいた。
面接の時に必ず必要になるだろう。いや、これがあれば
野暮ったい田舎娘でもなんとかマシに見えると思いあるものを持っていった。
それは後に、レストランでやパーティ、ちょっとした寒い時に役立った。
そのアイテムは、ブーツでもヒールでもな
エレガントでありフォーマルに装える、
ジャケット
黒のジャケットは重宝した。
特に、インターンやバイトの面接には真剣さを演出できた。
しかし、ジャケットをスーツケースに入れることには抵抗があった。
シワになったり、型が崩れたり、汚れたりしても洗えないことなど。
でも、持って行けば使えるアイテムだとは分かっていたので、
元アパレルの販売店だった先輩に聴いたところ、こんな商品があった。
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先輩が言うには、
ジャケット選びで重視すべきポイント
- シンプルだけどオシャレに見えるもの
- どんなスタイルにも合うデザイン
- 型くずれしづらい
- シワになりにくい
- 家で洗える
このジャケットは、完ぺキ!
私が買ったものとは少し違うけれど断然良い!!
ストレッチある生地と裏地付きにより脱着しやすく着心地がいいこと。
くるみボタンがかわいい♡
何と言ってもこの値段で何年も使えることを考えるとかなりお得!
あと、フリーサイズはありがたい。
イタリアでの生活で体重が上下することは目に見えていた。
もちろんイタリアでもジャケットは格安で売っている。
しかし、縫製やサイズは望んでいるものに巡り会えない可能性は大いにある。
イタリア生活の5年間を振り返っても、
日本人の体系に合うものや好みのデザインを求めるなら日本で手に入れるべき。
彼女たちとは好みもセンスも違う。
日本のオシャレ感覚がイタリアで通用しないこともあるが、
そんなことはお構いなし!!
写真を撮って記録に残る時代だからこそ、
見せたい自分を貫くべき!
ショーウィンドーに映る姿を見て気分があがるようなオシャレをしてほしい♫
荷造りに軽量化も大事だけれど譲れないこだわりはぜひ敢行して!!